ルノー小平セールスアドバイザーの田中です。
リアエンジンで話題の新型トゥインゴ。
そのエンジンルームを開けてみた様子は色々な媒体で存知ですね。
ではフロントボンネットはどうなっているのでしょうか?
・・・・、これもご存知でしたね。特に収納にはなっていません。
エンジンブロックがないお陰でハンドルが深く切れて小回りが利き、
そしてキャビンを外に大きく膨らませることができているわけです。
さらにクラッシャブルゾーンを広くとれるので安全性も特徴になっています。
ではでは『ボンネットを外してみましょう』。
ここからはちょっとした未知の領域でしょうか?
はい、樹脂形成のボンネットはネジを二つ外すだけで簡単に外れます。
一人で持ち運べる重量ですね。
ボンネットルームには液もの関係とバッテリー。
そしてラヂエーター類もフロントに集約されています。
ちなみに今回はLEDヘッドライトを取り付ける工程のひとつです。
こうして日常的に外されるボンネットはなんだか不思議な気分になります。
ボンネットを外す時は重整備か事故修理か、ということが多いものですから。
向かって左から、ブレーキフルード、ウォッシャータンク、ラヂエータータンク、バッテリー。
ルノーはどの車も点検チェックすべき項目は黄色でマーキングされています。
ご自身の車もボンネットを開けてみてくださいね。液量が低下しているかもしれませんよ。
ちなみにルノーの冷却水(クーラント)は画像のような色です。
赤や緑色など、自動車メーカーごとに使われる色が異なります。
液体の色が違うだけではないので原則ミックスしてはいけません。
また、色をつけるには理由があります。
ひとつは液量の確認を容易にするため。
もうひとつ大切なことは「扱いに注意が必要な液体であること」です。
適当に処分したり、直接触れてみたり、まして舐めてみたり。
これらを未然に防ぐために色付けされています。
ほかにも冷却水が漏れた時は場所が特定しやすくなりますね。
身近なものでは家庭用のプロパンガスに臭いをつけて青色に燃えるようにするのと同じです。
ルノーのウォッシャー液はピンク色。
冷却水とかぶらないように色分けしているわけです。
ちなみにルノー純正のウォッシャー液はとても良い香りがつけてあります。
オーナー様のなかでは「おフランスの香り」として人気の定番商品となっています。
使うと車内でほのかな香りがするので是非お試しを。